令和5年度 山本保育園の自己評価
保育園の自己評価については保育士個人の自己評価に基づいて項目ごとに評価のポイントが多かったものや特記すべきものを取り上げております。
生活面
- 登園時、泣く子どもに対しては抱っこしたりして気持ちに寄り添っている職員が多い。しかし不十分さを感じ反省する職員もいる。
- 前年同様、環境衛生面には気がけて行っておりよくできている。
- 食事面で偏食を直そうとする声かけは行っているが、無理強いまではしていない。
- 食物アレルギーについては、各クラスとも家庭や給食室としっかり連携がとれている。
- 衣服の着脱の際に、忙しいときや時間がないときはせかしてしまうことがある。
遊び
- 遊具を子どもたちが自由に取り出せる場所に以上児クラスはおいているようだが、未満児クラスは安全面から自由には取り出せないようになっている。しかし安全に扱うよう教えたり、見守ったりはしている。
- 五感で感じたり、自然の素材に触れて楽しむ機会を作ろうとしたが十分ではなかった。
- 子どもがくつろいだり、じっくり遊ぶ時間を持つことが不十分であったとの振り返りが多い。またマンネリ化になったことを反省する職員もいる。
- 感染症のことを考え異年齢の交流が不十分だったとする職員が多い。流行る病気があることは事実なので機会をとらえて行うようにしていく。
障がい児保育
- 障害児保育について保育内容や方法について話し合うことがクラスにより出来たり不十分だったりした。全体としての話し合いも不十分だったと反省する。
- 専門機関との連携は対象児童がいる職員はできていた。
保護者支援
- 面接は行えなかったが登降園時に保護者と会って子どもの様子を伝えたり、連絡帳でのやり取りは行った。
- 保護者からの相談については随時受け入れ園長、主任と相談したりして対応している。やれるだけのことはしているが不十分さを感じる職員もいる。
- 行事等については保護者にはよく説明し理解していただいていると思う。また多くのご家庭にご協力もよくしていただいている。
職員
- 「保育の主役は子どもである」ことを理解しているが、保育士の都合で活動してしまう。
- 前年度に引き続き、声の大きさや正しい言葉遣いが心がけてはいるが、つい大きくなったり言葉遣いがおかしくなったり、方言が出たりする。
- 職員間の「報・連・相」は大体できているようである。
- 保育計画についての振り返りは、各自で行っているが不十分と考えている職員が多い。
- 園にいる昆虫や金魚等にふれあったり、図鑑や絵本で生き物について話をしているが、生命の尊さに気づくような配慮は不十分であった。
- 私語については気を付けているようだが、つい多くなったり長くなったりしてしまう。(前年度に引き続き)